Stony Brook University, State University of New York
創立:1957年
学生総数:約23,000(大学生:14,500 大学院生8,500)
学部数:250(有名なのは、医学部、Health Science、理学部:物理/化学)
所在地:ニューヨーク州ロングアイランド(マンハッタンから東に約60マイル)
Stony Brook Universityは、大学の歴史はそれ程長くない。創立当初はOyster Bayにおいて教員を目指す人々のための大学であったが、1962年に現在の場所にキャンパスを移動。40年の短い歴史の間に1,200エーカーのキャンパス内に123の校舎を建て、全米で優秀なリサーチ大学のみが招待されるAssociation of American Universitiesに所属する。
ニューヨーク州立大の総合大学の一つ(UBもその一つ)で、学生の大半が通学生という異色の大学。キャンパスをたまに歩くと色々な人種を見かけ、白人の方が少ないんじゃないか???と思ってしまう程十人十色です。キャンパスは道を隔てて2つに分かれていて、西側のがメインのキャンパス、東側が医学部、歯学部、看護学校、Health Science系(PT, OT, AT, PA, Health Science)が所属するHealth Science Center となっている。
"メカニック滝メイン"
怪我の診断でよく使われるMRI(Magnetic Resonance Image)は、SBUのChemistry&Radiology教授によって発明され、2003年10月にノーベル医学賞を受賞した。最初のMRI機は、大学のChemistryビルで見る事ができる。理学部には、ノーベル物理学賞を受賞した教授が居る。日常的に使われているバーコードシステムもこの大学において作られた。
Athletic Training Program
Stony Brook Universityのアスレティックトレーニングプログラムは、2004年10月の時点でCAATEの公認校として認められたばかり。でも、プログラムディレクターであるKathyの元、長年に渡ってインターンシップのプログラムとしてアスレティックトレーナーを育成していた歴史がある。
アスレティックトレーニングのプログラムは、School of Health Technology and Managementに所属する。プログラムができた当初は、 Physical Education Departmentに所属していたが、Department縮小が決まった時点でSchool of Health Technology and Management への移動が決定し、2004年7月には移動が完了する。この移動は、プログラムにとっては他のhealth profession (PT, OT, PA)と一緒の傘の下になるので見映えがよくなる。プログラムの運営においても、同じようなシステムで運営されている他のプログラムがあることで、生徒の指導もよりスムーズに行なわれるようになった。
プログラムに入るためには、Sophomore(2年生)の3月1日までに受験し、以下の条件をそのセメスターまでに終えないといけない。
警察の車の事故報告書は、どのような情報が含まれていません
- アプリケーションの提出
- SHTMに入るための必須クラスを終えて、57単位以上取得してること
- 3 credits English composition
- 6 credits in arts and humanities (excluding studio, skills, or technique courses)
- 6 credits social and behavioral sciences (including 3 credits of general psychology completed with a grade of "C" or better)
- 8 credits in biology (to include 4 credits in human physiology)
- 8 credits in chemistry
- 8 credits in physics
- 3 credits of calculus
- Science classes must have labs.
- 以下のクラスをB以上の成績で終えてる事
- HAL 205 Introduction to Athletic Training
- HAL 210 Emergency Care of Athletic Injuries
- HAL 300 Kinesiology
- HAL 305 Prevention & Care of Athletic Injuries
- ANP 300 Human Anatomy
- GPA 2.50以上
- 救急蘇生法(CPR)- professional levelとFirst Aidを取得してる事
- 50時間の観察実習を終えてる事
- 3通の推薦状
- 論文提出(アスレティックトレーニングへの興味と今後の目標 )
- プログラムのスタッフ/教員との面接
詳しいことは、プログラムのホームページを見て下さい。
僕自身からのプログラムの観点
まだ働いてまもないので、プログラムを全て把握していないので、できる限り書いてます。
長所:
水は、バンクーバー、ワシントン州に落ちる
- このプログラムの特徴は、3年生の夏セメに授業を取り始める。そして、その習った知識を8月から始まるPre-seasonキャンプで実施することになる。
- 実習がクラスになってて(Athletic Training Practicum I‾VI)、単位が6‾7もらえることから、プログラムに入ってからはAT関連のクラスだけを取るだけでよくなっている。夏のPre-seasonの実習もこのクラスの一環となってる。
- 4年生の春セメは、チームドクターの所を周回実習することになっている。最後のセメスターは、別の観点からアスレティックトレーニングを見れる。
- 教授がすべてATCであること。だから、プログラムに入ってからのクラスはATCからしか習わない。
- プログラムがSchool of Health Technology and Managementに移った事によって、他のプログラムのクラスが取れることになった。そのため興味のある他のhealth professionのクラスを取れるので、自分なりの得意分野を作ろうと思えば作れる。
- 大学内のスポーツをカバーする他に、近辺のクリニックや高校で実習が行なえる。将来的には、プロでの実習も行なえるように近辺のチームへの呼びかけをしている。
- School of Health Technology and ManagementとDepartment of Athleticsの大きなサポートがあるため、プログラムが大きく伸びる可能性がある。
短所:
- やはり、新しいプログラムなんで、修正していることが多い。でも、この修正も徐々に行なわれているので、時期になくなると思う。
- 大学のATRでの実習はかなりハード。一応週20時間の実習となってるが、多くの生徒が20時間以上拘束されてる。そのため、大学で働きたいと思う学生が今のところ少ない。
若いプログラムであるために、授業の方での修正などが多少あるが、実習に関してはインターンシップのプログラムが長い間あったのしっかりとしている。プログラムディレクターでありDirector of Sports MedicineのKathyは、とてもいいリーダーなので、時間と伴にいいプログラムが出来上がると思う。
スポーツ
Stony Brook Universityは、全てのスポーツがDIに上がってまだ5年目である(男子ラクロスと女子サッカーは1990年からDI)。最初の2年間Independentとして活動し、2001年からアメフトはNortheast Conference (Division I-AA Non-Scholarship)に所属してました。しかし2006年にアメフト部のスポーツ推薦を採用すると共に2008年からBig Southに所属することになりました。それ以外のスポーツはAmerica East Conferenceに所属している。
SBU Athleticsは、20スポーツと425人のアスリートが所属している。スポーツは以下通りである。
- アメフト
- サッカー(男子&女子)
- バレーボール(女子)
- クロスカントリー(男子&女子)
- バスケ(男子&女子)
- 水泳(男子&女子)
- 室内陸上(男子&女子)
- 野球
- ソフトボール
- ラクロス(男子&女子)
- テニス(男子&女子)
- 屋外陸上(男子&女子)
スポーツのうち、目覚ましい成績を残しているチームは少ない。でも、少ない中で男子ラクロスが2001年にカンファレンストーナメントを優勝しNCAAに出場。野球が2004年に同じくカンファレンストーナメントを優勝しNCAAに出場した。2007〜2008年は、女子のクロスカントリー、野球、とソフトボールがそれぞれカンファレンストーナメントで優勝し、NCAAに出場している。陸上においては、個人的にNCAAに出場している選手が数人いて、そのうちの一人はNCAAで8位以内に入ったためAll-Americanになった。男子テニスは、NCAA出場を逃したが、2004年はシーズンのほとんどの間全米ランキング(テニスはチーム数が多いので70位からランキングされる)されていた。その功績は、コーチがNortheast RegionのCoach of the Year(全米9地区)を受賞したのと、Northeast Region14位にランクされ、15校しか出場できないECAC Tournament(2004年の秋)への招待が象徴している。その後2006年にカンファレンストーナメントで初優勝を遂げ、NCAAの本大会で名門UCLAと対戦した。
上の写真のLaValle Stadiumは、2003年にオープンし、アメフト、サッカー、ラクロスの試合が行われている。収容人数8,300人と大きな大学には負けるが、フィールドと観客席がとても近いので試合観戦の時はとてもエキサイティングです。
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